アンティキ・サポーリ プーリア伝統料理
2014.02.11 カテゴリ:日本のイタリアン・レストラン
- プーリアの名店「アンティキ・サポーリ」を再現!こだわり料理の数々
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- アンティキ・サポーリは、イタリア・プーリア州の伝統料理を再現すべく2013年に広尾に開店したイタリアン・レストラン。プーリア州の「アンティキ・サポーリ」は、ミシュランやガンベロ・ロッソで高い評価を得ている名店で、ここで修行をしたシェフ達が広尾でも腕を振るっているので、本格的な伝統料理が味わえる。自家製パスタやプーリア産チーズなどの種類の多さは、さながらイタリアにいる気分になる。ランチコースは、2800円からあるが私達は3800円の「ピエトロ」をコースを注文(2014.02.09撮影)
- ◆アンティキ・サポーリ 店内
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- インテリアもプーリアの「アンティキ・サポーリ」を再現しているので、日本に居ながらにしてイタリアの名店にいる気分を楽しめる。スタッフの人達も陽気でとても好感がもてるSimpatichi!
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- ◆アミューズ プーリア産レンズ豆の小さいズッパ
- 小粒のレンズ豆は何の料理とでも合う万能豆と言われている。ズッパとはスープのことだが、量が少ないのでお腹が膨らまず、料理の前には丁度いい分量だった。
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- ◆自家製パン
- 写真左から、バケット、タラッリ、焦がし小麦粉とトマトのフォカッチャ。タラッリとはプーリア州の伝統的な固焼きパンで固めだが、香ばしくてサクサク感がとてもいい。焦がし小麦粉とトマトのフォカッチャは、初めて食べたがとても美味しかった。ちょっと他では味わえない。自家製パン全部が美味しいので食べ過ぎないように注意!この後から出てくる料理のために(笑)
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- ◆苦味を活かしたオリーブオイル、アックア(水)
- オリーブオイルはプーリアから取り寄せているものだそうだ。「ちょっと苦味があって、どの料理にでも合うので、かけて味わってみてください」とのスタッフのコメントだった。確かに一つの料理を2度味わえる程、味が変わった!
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- ◆フレッシュ・モッツァレラ(+800円)追加メニュー
- モッツァレラチーズが美味しいと友人から聞いていたので、コースとは別に注文。本当に美味しかった!切った後の、この中のみずみずしさ。日本のスーパーで買うパサパサのモッツァレラとは大違い。
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- ◆前菜5品〜1 モンテグロッソ伝統料理・パンコット
- 西洋からし菜とトマトがのったパンコットはプーリアの小さな村モンテグロッソの伝統料理だそうだ。西洋からし菜は、イタリア人のスタッフが「イタリアのキャベツ」と説明してくれた。
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- ◆前菜5品〜2 新鮮なリコッタとセロリのマルメラータ
- 新鮮なリコッタというくらい、本当になめらかなリコッタチーズ。上にのっているセロリがちょっと甘みがあって、セロリとは思えない程クセがない。セロリ嫌いの友人がペロッと平らげていた。マルメラータとは、イタリア語でジャムのこと。でも甘すぎないのでご安心を。
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- ◆前菜5品〜3 アンドリア直送チーズ・ストラッチャテッラ
- ストラッチャテッラとは、イタリアの「かき卵とパルメザンチーズの入った卵スープ」のこと。スープと言っても水っぽくないので、なめらかなチーズという感じ。酸味がきいたズッキーニとよく合う。この前菜の前に、ちょっと甘めのセロリのマルメラータを食べたので、このズッキーニの酸味がとてもいいタイミングだった。
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- ◆前菜5品〜4 イタリア産カルチョッフィのオーブンパン粉焼き
- カルチョッフィ(アーティチョーク)は、イタリアでは料理やサンドイッチによく使われる野菜。日本では固そうな野菜なのでなかなか美味しく調理された料理にお目にかかれないが、さすがにこのカルチョッフィのオーブンパン粉焼きは美味しい。でも、まだ前菜なのにそろそろお腹が一杯になりそう。
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- ◆前菜5品〜5 バッカラ・イン・ウミド
- 前菜の5品目は、鱈のクロケッタ(コロッケ)とトマト、ピーマン、オリーブの煮込み。バッカラとはイタリア語で、乾燥した塩漬けの鱈のことで、ウミドが煮込み。サクサクしたコロッケがトマトの煮込みとよく合う。でも、案の定お腹が一杯に。お店のスタッフは「食べきれなければ残してください」と言うが・・・美味しいので残すのは気が引ける。
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- ◆パスタ 自家製マファルディーネと焼いた野菜のチャンボッテッラ
- マファルディーネとは、パスタの両耳がフリフリの幅広ロングパスタのこと。このパスタにズッキーニ、ナス、焼きオニオン、チーズが入っている。お皿の周りにはドライ・トマトが散らしてあるが、「このドライ・トマトをパスタに入れるとさらに味が変わりますよ」とのスタッフの助言を実行してみたら、本当に!さらにコクのある味わいになった。ドライ・トマトを掻き集めて全部パスタに投入!
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- ◆パスタ 焦がし小麦粉のオレキエッティの菜の花ソース
- わぉー!イタリアの国旗風の盛り付けでお洒落。左からトマトソース、リコッタチーズ、オレキエッティ(耳たぶ型パスタ)の菜の花ソース。この料理は、チーマディラーパのリコッタ・サラータというプーリアの伝統料理だそうだ。
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- ◆メイン カチョカヴァッロのブラーチェ 自家製マルメラータ添え
- カチョカヴァッロとは、イタリアのチーズの種類の一つで、ひょうたんのような珍しい形をしているチーズ。さすがイタリア!いろいろなチーズがあるなぁー。そのひょうたん型チーズをスライスし、ブラーチェ(炭火焼き)している。チーズの塩味がきいているので、添えてある塩味がひかえめのサルシッチャ(ソーセージ)や、ほのかに甘いオレンジのマルメラータ(ジャム)と、味のバランスがとてもいい。
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- ◆メイン 牛ハラミのブラーチェ 岩塩かけ
- 友人が頼んだ牛ハラミのブラーチェ(炭火焼き)。こちらにもサルシッチャ(ソーセージ)が付いている。
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- ◆デザート アンドリア直送チーズ・リコッタのカッサータ
- アンドリアとは、プーリア州にある都市で、ブーツ型のイタリアの踵のあたりにある都市。この都市から直送されたリコッタ・チーズで作ったカッサータ。カッサータは、シチリア・パレルモ名物で、ドライフルーツ入りの甘いデザートだが、このカッサータは甘味を控えたアンティキ・サポーリ風。
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- ◆デザート アンティキ・サポーリ特製クレーマを添えたババ
- ババはナポリの名物菓子で、生地を円筒型の容器に入れ焼き上げ、ラム酒風味のシロップをしみ込ませたケーキ。このババもたっぷりラム酒風味のシロップがしみ込んでいて酔いそうなくらいだった。でも、添えてあるクレーマ(カスタード・クリーム)も甘味控えなので完食。
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- ◆小菓子とカフェ
- コースの最後は、本来は食後酒なのだが、私達はカフェに交換してもらった。可愛いお花のアートが描かれているカプチーノ。デザートの後の小菓子でオレンジピール、アーモンドの砂糖菓子がついてくる。このオレンジピールもオレンジの香りがしっかり残っていて、甘味の丁度よく、とても美味しかった。
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- ◆アンティキ・サポーリ外観
- アンティキ・サポーリさん、ご馳走様でした。どの料理もとても美味しかったです。3800円で、こんなに沢山料理を出してもらっていいのかしら!というくらい充実したメニューでした。お腹パンパンで、夕食は食べる気になりませんでした(笑)この外観が目印。また行きたいです!
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- ◆トイレの可愛い目印
- 最後にトイレの可愛い目印もアップ。友人にトイレまで写真を撮っていると言われてしまいましたが(苦笑)
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名称 | アンティキ・サポーリ Antichi Sapori |
ジャンル | イタリアンレストラン |
tel | 03-6277-2073 |
住所 | 東京都港区南麻布5-2-40 日興パレス1階 |
交通手段 | 広尾駅(日比谷線) 西麻布方向へ徒歩6分 |
営業時間 | 12:00~15:30(L.O.14:30) 18:00~23:00(L.O.22:00) |
定休日 | 無休 |
料金 | ランチ:2800円〜 ディナー:6800円〜 |
禁煙・喫煙・分煙 | 完全禁煙 |
公式サイト | http://r.gnavi.co.jp/3z51b77x0000/ |